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「ヒメウラジロ」 のテレビ露出情報

愛媛県北東部に位置する今治市は人口16万人の街。多くの人が暮らす街の真ん中に、江戸時代から続く自然豊かな場所にある。市民の憩いの場になっている今治城は海からわずか100mほどの場所に築かれた場所。城のお掘りに目をやるとクロダイが泳いでいる。海の近くに築かれた今治城はは、海水の城のお掘りに引き込んで利用している。そのために海で暮らす魚たちが水路を通ってやってくるという。瀬戸内海につながるために潮のみち引きで変わる水位は、潮が引いた時に石垣の隙間から水が湧いている。地下水が至る所に湧いている。海岸近くの地盤の緩い場所に建てられた今治城は、地中に杭を打ち込んで、基礎を築いて石を積んだという。その下から湧き出る真水の近くにいたのはヌマチチブやメダカがいて、海の魚が泳ぐそばに淡水で暮らす生き物も。石垣から染み出す湧き水は豊富な栄養分を含み、その栄養分の恵を求めてお掘りにやってくる魚たち。城のお掘りは魚たちで城下町のような場所。
瀬戸内海の交通の要衝に気づかれた今治町。海辺の要塞を生き物達が匠に利用している。今治城が築かれたのは、今から400年前で、人の手で積まれた石垣は当時のままで、しっかり城を支えている。石垣では様々な植物が生息し中には乾燥した岩場を好むツメレンゲやヒメウラジロは葉の裏があ白いことからこの名がついた。人が立ち入る事ができないために、石垣には絶滅の恐れのある植物たちが残っている。街なかにありながら希少な植物が残っている理由には石垣の清掃が行われるため。高さ13mの城の石垣を、ロープを頼りに枝を刈っていく。全て手作業で、貴重な植物を守りながら行っていく。また草の根本は残しておくというが、根が生きていれば石垣は崩れにくくなるという。適度な手入れが植物を守っている。石垣を住処にしているのはアカテガニ。おもに陸上で生活するアカテガニにとって、石垣の隙間は絶好の隠れ家。他にもクロツバメシジミという珍しい蝶もいて、その幼虫はツメレンゲを食べて成長する。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月24日放送 4:00 - 4:10 NHK総合
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅(ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅)
愛媛県西部の佐田岬半島は40キロ続く日本一細長い半島。遮るものがないため一年中強い風が吹き続ける。平地が少なく山の斜面を切り開いて家や畑を作って暮らしてきた。集落の至る所に風よけの石垣が見られ、すき間にはツワブキ、ヒメウラジロ、ノジギクなど多彩な花園が生まれている。山に広がるのは迷宮のようなみかん畑。スギなどの木で作った壁は風よけの防風垣。石ではなく、木を使[…続きを読む]

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