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「ヒラマツ・ミノル」 のテレビ露出情報

「刃牙」シリーズの作者である板垣恵介先生の仕事部屋にお邪魔し、板垣先生が「すごい」と思った漫画について聞く。まず1つ目に挙げたのは井上雄彦先生の「バガボンド」。原作も読んでいる板垣先生が「原作よりも面白い」と語る作品で宮本武蔵の生涯を描いたもの。作品について板垣先生は「仕事が丁寧、ストーリーは原作があるので決まっているが、その歩み方が丁寧」だという。その中でスゴいと感じたシーンに宮本武蔵と吉岡一門の70対1の戦いを挙げ、表情の作り方など一筋縄ではない、斬られる人間もしっかりとキャラが立っているのだとした。また刃牙シリーズにも登場する宮本武蔵、原作の吉川英治の作品では求道的すぎておもしろくない、俗っぽい、称賛を浴びたい人間のはずだとした。ただアクションシーンは自分のほうが上手いとし、自身で描いた宮本武蔵のシーンは自分が好きな剣術家の刀の振り方を参考にしたと言う。
板垣恵介先生が選んだこれはスゴいと感じた漫画、2作目は魚豊先生の「チ。-地球の運動について-」。地動説を探求する人々の物語だが、キャラのその向き合い方が素晴らしいという。また板垣先生は魚豊先生にメッセージを贈っており、ページの最後のコマに引のあるセリフを入れるなどのテクニックを称賛した。
板垣恵介先生が選んだすごい漫画、3作目はヒラマツ・ミノル先生の「アグネス仮面」というプロレス漫画。海外修行から帰ってきたプロレスラーの主人公が敵対する団体の社長に挑み惨敗するシーンがあるが、その社長が覚醒するシーンが前フリも含め素晴らしいという。主人公が努力しても簡単に追いつけない存在とした。また板垣先生は刃牙シリーズにラオウを出してみたいと話し戦わせたいという。

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