- 出演者
- 春日俊彰(オードリー) 三村マサカズ(さまぁ~ず) 住田紗里 塩野瑛久
オープニング映像。
今回は刃牙シリーズの作者である板垣恵介先生のお宅にお邪魔し、板垣先生がスゴいと思った作品について聞く。ちなみに今回取材するやす子と板垣先生は同じ元自衛官。今年累計1億部を突破した刃牙シリーズ、ファンを公言する格闘家も多く、那須川天心選手は作中に出てきた技を披露したほど。板垣先生の仕事場、ベランダには筋トレ用具もあり、現在はアシスタント12人と仕事をしている。
「刃牙」シリーズの作者である板垣恵介先生の仕事部屋にお邪魔し、板垣先生が「すごい」と思った漫画について聞く。まず1つ目に挙げたのは井上雄彦先生の「バガボンド」。原作も読んでいる板垣先生が「原作よりも面白い」と語る作品で宮本武蔵の生涯を描いたもの。作品について板垣先生は「仕事が丁寧、ストーリーは原作があるので決まっているが、その歩み方が丁寧」だという。その中でスゴいと感じたシーンに宮本武蔵と吉岡一門の70対1の戦いを挙げ、表情の作り方など一筋縄ではない、斬られる人間もしっかりとキャラが立っているのだとした。また刃牙シリーズにも登場する宮本武蔵、原作の吉川英治の作品では求道的すぎておもしろくない、俗っぽい、称賛を浴びたい人間のはずだとした。ただアクションシーンは自分のほうが上手いとし、自身で描いた宮本武蔵のシーンは自分が好きな剣術家の刀の振り方を参考にしたと言う。
板垣恵介先生が選んだこれはスゴいと感じた漫画、2作目は魚豊先生の「チ。-地球の運動について-」。地動説を探求する人々の物語だが、キャラのその向き合い方が素晴らしいという。また板垣先生は魚豊先生にメッセージを贈っており、ページの最後のコマに引のあるセリフを入れるなどのテクニックを称賛した。
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- チ。-地球の運動について-地動説魚豊
板垣恵介先生が選んだすごい漫画、3作目はヒラマツ・ミノル先生の「アグネス仮面」というプロレス漫画。海外修行から帰ってきたプロレスラーの主人公が敵対する団体の社長に挑み惨敗するシーンがあるが、その社長が覚醒するシーンが前フリも含め素晴らしいという。主人公が努力しても簡単に追いつけない存在とした。また板垣先生は刃牙シリーズにラオウを出してみたいと話し戦わせたいという。
「刃牙」シリーズで強いキャラクターである「ピクル」を作った際に、地層に関して解説する番組で、岩塩層の中にいた微生物がそのままの状態で残り、刺激を与えたことで動き出したのを見て、ティラノサウルスを食べていた太古の原人を人類史上最強のキャラクターにできると考えたのだと語った。
板垣恵介先生が漫画家になった理由に関して聞く。21歳の時に矢沢永吉さんの「成りあがり」を読み、当時有名人が「本当に大切なのはお金じゃない」と言っていたにも関わらず、矢沢さんは「世の中金田」というスタンスだったこと、そこから身に余るようなお金を手に入れたいと考えたのだと語った。またヒット作を生み出しながら、現在も執筆を続ける理由に関して「絵が好きだから。称賛を得られることはこれ以外に無いから」だと語ってくれた。
10月5日(土)ブルーロックSPナイト!
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