来年2月開幕、ミラノ・コルティナオリンピック。スノーボードのメダル候補たちをスイスで直撃した。注目はギネス世界記録を持つ選手。スイスで世界のトップスノーボーダーたちの合同強化が行われていた。S☆1が注目したのはビッグエアの選手たち。一撃の大技で勝負する花形種目。今年の世界選手権で日本勢は表彰台をほぼ独占。全員がオリンピックの金メダル候補。その1人、荻原大翔はギネス世界記録を持っている。その記録を達成した瞬間が、1月のX GAMESアスペン。史上初の6回転半のジャンプを成功させた。荻原は幼い頃から回るのがとにかく好きだった。目標としていたのはカナダの回転王子・マーク・マクモリス。今なおトップボーダーのマクモリスも今回のキャンプに参加。一方、女子の注目は世界選手権3位の深田茉莉。世界の3位に輝きながらくやし涙。あれから半年、スイスのキャンプで挑んでいたのは、背中から空中へ飛び出す技。難易度が高く女子でできる選手はほぼいない。見守るのは佐藤康弘コーチ。出会いは13歳の時、指導を受けてわずか2年でW杯初出場、初優勝を成し遂げた。急成長を支えているのは、佐藤コーチの教えがびっしりと書き込まれているノート。そしておととい、ついに挑んでいた大技が初成功。来年の五輪はこの技を武器に世界選手権で立てなかった頂点へ。勝負の冬が目の前に迫っている。
