JAXAは今日午前2時すぎに開いた会見で無人探査機SLIMについて、今日未明着陸に成功したと発表した。和歌山市の和歌山大学では探査機に搭載された月面で活動するロボットとの間で通信に成功した。NASAのネルソン長官は”史上5カ国目となる月への着陸成功おめでとうございます”とSNSで祝福した。去年9月に打ち上げられたJAXAの無人探査機SLIMはきょう午前0時頃に降下を開始し月面への着陸に挑んだ。JAXAは”当初予定していた姿勢とは違う姿勢で着陸していることなどが考えられる”としている。SLIMは着陸予定地点と着陸場所の誤差100m以内に留めるピンポイントでの着陸を目指していた。搭載した太陽電池からの発電ができていないとして目的の制度の高い着陸が達成できたかどうかについてデータを優先的に確認するとしている。惑星科学が専門の寺薗さんは「何ができ何ができなかったか反省点をまとめてほしい」などと話した。