放し飼いにされた動物たちと直接触れ合えるのが人気の動物園「長崎バイオパーク」。日本全国・海外から来園者が。こちらでは全国の動物園に先駆けてTiktokの活用を始めフォロワーは約190万人。2007年開設のYouTubeでは大きなスイカを皮ごと食べるカピバラの動画は1000万再生超え。さらにカバがスイカを一口で噛み砕く迫力とむしゃむしゃ食べる愛らしさで1億6000万再生超えの動画も。その仕掛け人が神近公孝さん。動画をバズらせるために取り入れたのはGoogleが提唱したマーケティング理論。必要な「3H」があり、Hero(ヒーロー)は目を引く・インパクトがある要素、Hub(ハブ)は”中心”を意味する動画の核で愛着や関心を持ってもらう要素、Help(ヘルプ)は視聴者の”助け”になる学びのある情報要素。例えばビーバーが巣の材料を運ぶかわいい姿で目を引く動画はHeroに当たる。その上で動物の生態を解説するHelp要素や子供のために食べ物を持って帰ってくる親ビーバーのキャラクターを描きHub要素を組み込む。神近さんは「これは単なる告知だけでなく動物の素晴らしさを伝える手段として使えるぞとすごく嬉しいですね!」と話した。