ファベーラでのソーラーパネル事業に関して、現地で取材をしている下郷さとみさんはキャッシュバックされる金額が貧困層にとって大きな助けになっていると説明。またNGOで電気技師の資格を助けることで不安定な仕事を続ける住民に仕事を得る機会を作っているとした。NGOの代表は中産階級の出身で、この活動の前までファベーラに足を踏み入れたこともなかったという。ファベーラに対して「危険・住民が貧しいのは努力が足りないせいだ」という偏見があり、住民の分断があったとしている。ファベーラで行われているソーラーパネル事業は数字には現れない影響もあるのだという。今後このソーラーパネル事業の課題に関して下郷さんは「現地の人たちは大容量のバッテリーを買うことができず、自分たちで作った電気を使うことができない、今後はこの価格の低下がカギになる」とした。