太平洋でのクロマグロの資源量は10万トン以上あったが、乱獲などで大きく減少。このため、国や地域ごとに漁獲枠を決めるな度規制を強化した。その結果資源量は回復基調に。こうした中フィジーで開かれていた太平洋クロマグロなど資源管理を話し合う国際会議で、日本の近海を含む中西部太平洋での30キロ以上の大型のクロマグロの漁獲枠を、これまでの1.5倍に、小型のクロマグロも増やすことで合意した。これにより来年1月から再来年3月までに日本が漁獲できるクロマグロは、大型が2800トン余り増えて8421トンに、小型が400トン増えて4407トンになる。