今年は各地で寒ブリが大漁。都内の鮮魚店では、刺身用「天然ブリ」は去年の同時期で187g2000円ほどだったが現在は去年の半額に。福井・日向港ではおととい大量の目安1000匹を超える8000匹の寒ブリが水揚げされ、中には18kgの大物も。高浜漁港ではきのう1900匹の寒ブリを水揚げ。取材した鮮魚店によると、今年は脂がのっているという。福井・水産試験場によると、今年はブリが過ごしやすい暖かい海水温の周期にあたるため脂がのったブリが増加傾向となり、生息しやすい範囲も広くなり数が増えたという。一方“マグロの王様”クロマグロについて、都内の寿司店は太平洋クロマグロの資源管理のための国際会議で合意された3年ぶりの漁獲量の増加に期待を寄せていた。日本が漁獲できるクロマグロの枠は来年以降、大型魚は1.5倍、小型魚は1.1倍になり市場での価格が値下がりする可能性がある。