地域にはビジネスの種をとなる社会課題があり、課題解決を通じた地域の活性化はもちろん、世界にも挑戦するスタートアップを取材した。佐賀・厳木町には山林に囲まれた人工池があり、管理釣り場「フィッシングパークひらの」でフライフィッシングの教室が開かれた。オーナーの米丸知成代表は小学校の教師を早期退職した。池でニジマスを育てている。2年前にローカル・スタートアップを起業した。いま構想しているのが、釣り堀を囲んだキャンプ場を作る計画。米丸代表は、子どもと女性に優しい管理釣り場を目指している。限界集落に人を呼ぶため、この春にバラ園を作っていて秋に開園予定。RYO-FU BASEは現在約20社を支援している。RYO-FU BASE・秋吉盛司ディレクターは、「地域課題を解決するモデルが全国や世界に広がることで世界の課題解決につながる」と話す。
住所: 佐賀県唐津市厳木町平之