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「フィリップス曲線」 のテレビ露出情報

東京大学 教授・渡辺努の解説。ニューディール政策というのは1930年代のアメリカでいわゆる世界恐慌からの脱却を目指すために取られた政策。具体的にルーズベルトがやったことは最低賃金の導入、労働時間の上限を作った。もう一つ非常に大事なのはいわゆるカルテルを容認するようなこと。共謀的な価格であってもいいからとにかくデフレを止めるようなことをやろうということをやった。大恐慌期のフィリップス曲線ではこの政策がデフレを脱却するのに効果があったということがわかる。先月骨太の方針が出たが、特に最低賃金、価格転嫁というところが最重要項目ということになっているのでニューディールとよく似ている。注目しているのは一つは最低賃金、もう一つは実は下請け対策。需要をいくら刺激してみても価格や賃金というのはなかなか上がらないということが分かってくる。問題はどこにあるかというと需要の不足というよりもむしろ企業の価格設定、プライシングのところに問題がある。今はそういう認識にどんどん変わってきている。価格設定いわゆる供給サイドのところを直しにかかることが始まっており、それがおそらく同じような施策の形で現れていると思う。日銀と政府(厚労省など)の協調関係というのが大事なのではないかと考える。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月25日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(経済情報)
北野さんは今週の注目について「アメリカの物価統計に注目したい。週末にPCEデフレーターが発表されるが、FOMCで示されたフェンフドの自信を裏付けるような内容になるか注目している。フィリップスカーブの表を見るとより少ない犠牲で失業率を上げずに、より効果的にインフレを抑制できると自信を示した。矛盾に見えるポイントは自信は示しているが来年のFF金利4.6を5.1に[…続きを読む]

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