ドゥテルテ前大統領の長女のサラ副大統領は大統領選でマルコス大統領と共闘するも、その後関係が悪化している。地元メディアによるとサラ氏は機密費の不正使用を指摘され下院で調査が行われていて会見でサラ氏は「殺し屋を雇った」「私が殺されたら大統領夫妻を殺す」などと発言しフィリピン大統領府は声明で「大統領の命に対する脅威は申告に受け止めなければならない」としてマルコス氏らの身辺警護を強化する方針を示した。マルコス大統領とドゥテルテ家を巡っては強権的な薬物取り締まりについて議会で調査が続くなど対立が深まっている。