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「フィリピン沿岸警備隊」 のテレビ露出情報

シンガポールで開かれたアジア安全保障会議。アジアや欧米の国防担当の閣僚らが集まる中、軍事と一線を画する日本の海上保安庁が初めて参加した。焦点となったのは南シナ海で海洋進出を強める中国への対応だった。海上保安庁の瀬口良夫次長は、今回、初めて行われた海上保安機関のセッションに招待された。今、南シナ海では中国がほぼ全域に管轄権があるとして海洋進出を強め、緊張が高まっている。こうした中、改めて役割が見直されているのが最前線に立つ海上保安機関。各国の主張が対立する海域で事態がエスカレートしないように、法にのっとった対応が求められている。海上保安庁の瀬口良夫次長は、海上保安庁のような法執行機関は、法にのっとりその時の状況に応じて合理的で必要な範囲での対応になるので、過度な対応をしてはならない、などと述べた。
今回のアジア安全保障会議でも、南シナ海で中国の海警局が放水銃を使ってフィリピン側の活動を妨害しけが人が出た問題が話し合われた。当事者のフィリピンや日本は。フィリピン沿岸警備隊・ガバン長官「他国の沿岸警備隊に放水銃を使うことはみっともない行為」。海上保安庁・瀬口良夫次長「海上保安機関の果たすべき役割は、あくまでも国際法にのっとり法執行に従事すべきもの。法による正義であり、力による正義ではない」。一方、中国は日本を名指しして独自の主張をした。中国軍の幹部「日本の友人たちは放水銃の問題に他国よりも強く懸念しているようだ。私の記憶が正しければ、最初に放水銃を使ったのは日本のはずだ」。瀬口次長は、中国は話をすり替えていると反論した。中国との主張が食い違う中、今後どう対処していくのか。瀬口次長は各国との連携が大きな鍵になると指摘する。瀬口次長が指摘した信頼関係を構築するため、日本はフィリピンに巡視船を供与したり米国を含めた3か国で合同訓練を行ったりしている。南シナ海は日本にとっても、中東からの石油などを輸送する重要なシーレーン(海上交通路)に当たり、フィリピンなどの対応能力を高めることで、いかにして海の安定を守っていけるか注視していく必要がある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月28日放送 11:00 - 11:03 テレビ東京
TXNニュース(ニュース)
米国・ブリンケン国務長官と中国・王毅外相は27日、ニューヨークで会談し、首脳同士が意思疎通を続けることの重要性を確認した。会談でブリンケン国務長官はフィリピン船に対する妨害など中国による南シナ海での危険な行動に強い懸念を表明した他、台湾海峡の平和と安定維持の重要性を強調。また、中国がロシアの国防産業を支え、ウクライナへの侵攻を永続化させていると訴えた。これに[…続きを読む]

2024年9月17日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS検定
フィリピン沿岸警備隊がおととい、サビナ磯から中国の動きを監視するために5ヶ月間停泊させていた巡視船を撤退させたと発表した。4月にはフィリピンが中国側による違法な埋め立ての兆候を確認したと発表していた。それを受け日本が供与した巡視船が配備されていた。先月、中国海警局の船とフィリピン船が衝突し、双方が非難する事態となった。巡視船の名前はテレサ・マグバヌアで、全長[…続きを読む]

2024年9月16日放送 5:25 - 8:00 フジテレビ
めざましテレビNEWS
フィリピン沿岸警備隊はきのう、南シナ海・サビナ礁で今年4月から中国の動きを監視していた大型巡視船を撤退させたと発表。サビナ礁は、フィリピンの排他的経済水域の内側だが、中国が領有権を主張していて、巡視船は乗組員への補給活動をたびたび妨害されたほか、先月末には中国海警局の船と衝突し損傷していた。フィリピン沿岸警備隊は、補給や修理をした上で任務を再開するとしている[…続きを読む]

2024年7月9日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
きょう開かれた日本とフィリピンの「2+2」。安全保障面での連携を強化したい両国は自衛隊とフィリピン軍が共同訓練をしやすくするための円滑化協定に署名した。「2+2」では両政府は自衛隊とフィリピン軍が共同訓練しやすくする「円滑化協定」に署名。それぞれが中国の海洋進出に直面するなか安全保障面での連携強化を図るのが狙い。円滑化協定は自衛隊とフィリピン軍が共同訓練を行[…続きを読む]

2024年6月8日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
サタデーウオッチ9(ニュース)
シンガポールで開かれたアジア安全保障会議。アジアや欧米の国防担当の閣僚らが集まる中、軍事と一線を画する日本の海上保安庁が初めて参加した。焦点となったのは南シナ海で海洋進出を強める中国への対応だった。海上保安庁の瀬口良夫次長は、今回、初めて行われた海上保安機関のセッションに招待された。今、南シナ海では中国がほぼ全域に管轄権があるとして海洋進出を強め、緊張が高ま[…続きを読む]

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