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「フィルターバブル」 のテレビ露出情報

山本龍彦教授は「SNSは無料で使っていると思われるが、利用者は貴重で有限なアテンション、可処分時間を支払っている」と話す。SNSプラットフォーム事業者は個人データ、AIを使い、利用者の嗜好、政治的傾向などを分析し、属性に合ったコンテンツをレコメンドしてくる。人間の思考モードには反射的で処理速度が速い「システム1」、熟慮的で処理速度が遅い「システム2」があるが、前者を刺激し、閲覧数、クリック数を稼ぐのが「アテンション・エコノミー」といえる。誹謗中傷、偽・誤情報、ヘイト投稿は人のアテンションを引きつけるため、大きな儲けを生むと捉えられている。
人間は繰り返し同じ情報に触れると、それが正しく感じられるようになる。陰謀論、偽・誤情報ですらも信じ込んでしまうこともあり、社会的分断を引き起こしたり、ネット依存にもつながる。山本教授は生命、身体などに重大な影響を及ぼすコンテンツは素早く削除されるべきだが、情報空間に関する批判意識、リテラシーを高め、ビジネスモデルそのものを変容させるべきと提言する。安全性、信頼性を確かめつつ、様々な情報にバランスよく触れる意識が求められるという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月21日放送 0:15 - 2:00 日本テレビ
zero選挙2025選挙の夜に考える それって本当?
自民党敗因について、物価高対策が要因ではないかとする説を受けてのスタジオトーク。山口真一氏はSNS上では今回自民党に対する批判が盛り上がり、ネット上では厳しい戦いだったと思うと指摘。今回ある出口調査では、SNSや動画サイトを情報源として活用した人たちは参政党や国民民主党に投票していて、自民党にはあまり投票していないという結果が出ているという。情報源が何かによ[…続きを読む]

2025年6月27日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
SNS分析の専門家 東京大学 鳥海不二夫教授はSNSで選挙情報を調べる際にフィルターバブルを意識することが重要だと提唱している。フィルターバブルとはSNSなどの仕組みによって1度見た候補者の同じような情報ばかりに囲まれることで、他の候補者の情報が極端に減り、あたかもその候補者を賛同したり批判する意見が多数派だと錯覚してしまうという。また動画を投稿して広告収入[…続きを読む]

2025年6月13日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ!(SNSと選挙情報 投票前に知りたい注意点)
街頭演説や国会の一部を切り取って編集した切り抜き動画は無許可の場合は著作権法違反にあたる可能性がある。切り抜き動画で生計を立てているという人もいる。切り抜き動画が注目されたのは去年11月の兵庫県知事選挙。当選した斎藤氏を支持する切り抜き動画が大量に拡散され選挙結果に影響した可能性が指摘されている。東京大学・鳥海教授は兵庫県知事選挙の際の投稿の変化を調べたとこ[…続きを読む]

2025年6月9日放送 11:20 - 11:30 日本テレビ
ストレイトニュース投票前に考える それって本当?
国際大学山口真一准教授の解説。SNSやニュースサイト、検索サービスなどを使うとその人の見ている行動や履歴を分析し、その人が見たい情報を優先的に表示するアルゴリズムが入っているという。いろんな意見を見ているつもりでもフィルターバブルにより見ているものはごく一部となっているという。また、エコーチェンバーというのは自分と同じ考えの人ばかりで集まってしまう現象のこと[…続きを読む]

2025年5月3日放送 10:05 - 11:25 NHK総合
憲法記念日特集憲法記念日特集 ”SNS時代”の選挙は 民主主義は
衆参両院の憲法審査会では緊急事態の国会機能の維持や憲法改正の是非を問う国民投票のあり方などがテーマになっている。国民投票を巡ってはSNS上での偽情報の拡散について初めて衆議院の憲法審査会で議題として取り上げられた。自民・逢沢議員は「改憲の是非を問う国民投票の判断材料にSNS上で拡散される偽情報が用いられることは避けるべき。憲法で定められた表現の自由に配慮しつ[…続きを読む]

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