フジコは1999年に放送されたドキュメンタリー「フジコ あるピアニストの軌跡」がきっかけで多くの人に知られるようになった。その中でフジコは自分のカンパネラが一番気に入っていて他の人の弾き方が嫌い、機械みたいなのは嫌いで少しくらい間違っていてもかまいやしないと語っていた。ラ・カンパネラはパガニーニが作曲したヴァイオリン協奏曲が原曲。フジコはパガニーニの生誕地やリストゆかりの地をめぐるコンサートを計画していたが、2023年末には病院で寝返りもうてず検査で腫瘍も見つかっていた。
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