住宅ローン利用者8割が選択するという変動型。今週注目されるのが日銀の追加利上げ。政策金利が現在の0.25%から0.5%へ引き上げられる可能性が高まっている。大きな影響を受けるのが変動型の住宅ローン。フジテレビ・智田解説副委員長は「追加利上げが決まれば、4月1日に変動型の金利が引き上げられ、7月の返済分から新たな利率が適用され、返済額が増えるケースが多くなりそうだ」と解説。借りているローンを一括返済するために別の金融機関で新たにローンを組む借り換え。借り換えで返済額が減るお得なケースはどんな人なのか。ポイントは3000万円・30年・0.3%のトリプルスリー。住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」によると、残りのローンが3000万円、残りの返済期間が30年、借り換え先との金利差(現在の金利0.6%以上)0.3%以上。残り3000万円、残り30年、金利差0.3%(0.7%→0.4%)の場合、諸経費差し引いて…37万円お得に。今週中にも発表される日銀の追加利上げだが、その政策金利を受け、4月から住宅ローンの基準金利が発表され、夏から支払いに関わってくる。元本を考えると、なるべく早く借り換えした方が良いのではないかとのこと。