経営刷新に向けて日枝取締役相談役の進退が焦点となるなか、フジテレビ・清水賢治社長は「調査委員会の結果をもって改めて考える」などとコメント。渦中の日枝氏は、共同通信の取材に対し「人事に関しては会社が決めること」とし、辞任を求めるダルトン・インベストメンツの書簡については「知りません」と答えたという。ダルトンに次いでフジ・メディア・ホールディングスの株式を1%保有するイギリスの投資ファンド「ゼナー・アセットマネジメント」も日枝氏が経営から身を引くべきとの考えをフジテレビ側に伝えたと明らかにしている。