日本からアメリカの輸出額21兆2951億円のうち自動車は約3割を占める。ある自動車メーカーの関係者は「すぐにアメリカでの生産を増やすということにはならず。対策は考えているがまずは政策を把握してから対処したい」など話している。フジテレビの智田解説委員は「影響の度合いが大きい理由は、自動車産業の裾野の広さをあげている。賃上げ機運が下がり、暮らしにも悪影響が及ぶ可能性がある」などコメント。関連企業で収益が上げにくく鳴れば、企業が利益を賃金に回していく好循環が進まなくなる他、景気の先行きが不透明で株価が下がれば、企業が市場で資金を集めにくくなる。