平均年齢41.5歳の馬術団体・初老ジャパンは大会を終えて祝勝会を開いている。会場はロンドンから車で3時間ほどの場所にあるコッツウォルズで、田中利幸選手・北島隆三選手がここに拠点をおいているのだという。ここでは田中選手は13年、北島選手は9年にわたり毎日馬の世話をおこなっている。大岩義明選手と戸本一真選手もここには参加している。調理担当は田中選手だといい、ゴボウの唐揚げは北島選手が農園で育てたものだという。本来総合馬術は3人で行うものであり補欠メンバーにはメダルは授与されないものの、今回は北島選手の馬が最後の馬体検査をクリアできなかったことで20点の減点を受けたものの、補欠の田中選手もする形となり4人でメダルを受け取ることができた。一方で、4人はそれぞれ負傷しながら馬術に励んできたのだといい、大岩選手は大岩選手は肺などを、田中選手は首などを負傷したこともあったという。それでも、北島選手はそれでもメダルを取りたいと思いながら頑張ってきたと振り返っていた。