永山もオリンピック初出場だ。準々決勝の相手は、スペインのガルリゴスだ。開始2分過ぎに投げに行ったところを寝技に持ち込まれた。待てがかかったが、相手はすぐには体勢を解かない。そして、その直後、落ちてしまった。ガルリゴスの1本勝ちだった。日本は、待ての後も相手が絞め技を続けたと抗議したが、判定は変わらなかった。それでも敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦へ。永山選手は、「手ぶらで帰るわけにはいかないと思って銅メダルを取りに行った」などと語った。開始48秒に技ありを奪って、ペースをつかむ。そして、合わせ技1本勝ちとなった。銅メダル獲得だ。永山選手は、「金メダルは取れなかったが、感謝の気持ちを伝えたい」などと語った。