久常涼は、昨シーズンからアメリカツアーに挑戦する22歳。2年前にはフランスオープンで初優勝を果たし、日本人3人目の快挙を成し遂げた。バレロテキサス最終ラウンド、久常涼はトップを6打差で追う5位タイでスタートした。上位の選手のスコアが伸び悩むなか、トップに3ストローク差まで迫る。17番ホールではフィッシュバーンが神業パットを見せた。久常涼は、決めなければ優勝争いから脱落するパーパットで、ボギーとなった。このあともスコアを落とし5位タイでフィニッシュ。マスターズの切符を逃したものの、今シーズン3度目のトップテン入りとなった。