イスラエルの空に無数のミサイル。イランが報復攻撃を開始、病院など複数の建物が破壊され24人が死亡、830人以上が負傷した。多くの市民がシェルターに避難した。先に手を出したのはイスラエルだがイランの報復に報復。ターゲットになったのは国営放送局。生放送中に爆発音。ついにスタジオも攻撃され3人が死亡した。イランの面積はイスラエルの約75倍、人口も約10倍ほど多いが東洋英和女学院大学・池田明史名誉教授は「圧倒的にイスラエルが有利、特に空軍力」という。イランの地下80mにあるウラン濃縮施設を破壊するにはアメリカ軍だけが所有する大型爆弾バンカーバスターが必要。イスラエルはアメリカに協力を求めている。イランが核交渉を再開しなければアメリカが攻撃に踏み切る可能性は高い。トランプ大統領は「2週間以内に決断する」としている。イランの最高指導者・ハメネイ師は「アメリカが軍事介入すれば間違いなく取り返しのつかない被害を招くだろう」と述べている。緊迫度を増す中、日本人の退避が始まった。外務省が手配したバスで66人がアゼルバイジャン、21人がヨルダンに退避した。自衛隊の輸送機も投入するなど邦人保護の動きを加速させている。