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「IHMC」 のテレビ露出情報

アメリカと中国で国を上げた開発競争が加速する人形AIロボット「ヒューマノイド」。これまでは展示会などを中心に注目されてきたが、アメリカでは企業や家庭への導入が出始めている他、軍事面での使用を模索する動きも進んでいる。オレゴン州で商業用のひゅーまの開発を進めている企業が取材に応じた。人間の細かい指示がなくても自律的に判断し、10キロ以上の荷物を数時間に渡って運び続ける。アメリカの大手物流企業などで実際に導入が始まっている。人間が関わるのは、まれに何かが故障したり処理能力を超えて停止したときだけだという。頭や胸など体の前後に付けたカメラとセンサーで周囲の状況を立体的に認識し、約30の関節を駆使して動くヒューマノイド。工場などで実用できるレベルまで正確な動作を可能にしたのはAIによる学習。最先端のシミュレーション技術を用いて仮想空間上で膨大な回数の動きをテストを繰り返した上で、実際の工場での訓練を行う。アメリカでヒューマノイドの実用化が進む背景には、重労働や危険な作業を伴う現場などで労働力を代替しようという狙いがある。アメリカでは製造業の現場で、2030年までに210万人の人手が不足するという調査がある。ヒューマノイドは人型のため、既存の設備を変えることなくこれまで人間が担っていた仕事を自動化することができる。ヒューマノイドの活用で人間がより創造的な仕事に集中できることを目指している。ヒューマノイドの軍事面での使用を模索する動きも出ている。カリフォルニア州の企業が公開している動画。指の動きにこだわり、工場などで人間の道具を扱えるよう開発を進めている。目標は、ヒューマノイドが兵器の自動化を追求する敵対勢力への抑止力になること。そして「力による平和」を実現することだという。この企業は今年2月、ウクライナに2台のヒューマノイドを送り、紛争地帯で作戦に関わる実験を行ったとしている。一方、民間技術と軍事技術の境目が無くなる状況に慎重な声も上がっている。フロリダ州にある研究機関では、NASAなどと連携し災害現場や宇宙空間で使う二足歩行ロボットの基礎研究を行ってきた。そのきっかけは、2011年の福島第一原発の事故で、危険な場所で作業できるロボットの必要性がアメリカでも広く共有されたことだったという。この研究機関は、自分たちが研究を進めるヒューマノイドが技術的には軍事面でも利用されうるものだと考えている。ヒューマノイドが実用段階に入り始めた中、利用する人間側の倫理と責任が問われていると感じている。米シンクタンクなどは、経済面だけでなく安全保障面でも国家レベルの目標を立てて加速していくべきと提言。一方産業分野の活用を巡っては懸念の声も上がっている。

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