米フロリダ湾は、ハンドウイルカの狩りの様子が長年観察されてきた世界で唯一の場所。引き潮で水深1mほどになる時が目撃のチャンス。獲物はボラ。大勢で群れを囲んでひとまとまりとし、弧を描くように尾びれで泥を巻き上げていく。これで筒状の壁を作り、ボラを閉じ込める。ボラたちがリングの外へ出たところを仕留める手法。この辺りの泥は柔らかくて細かく、一度巻き上がると形を長く保つ。イルカ同士のチームワークも重要で、ハンドウイルカの子供は2歳頃から狩りに参加し始める。
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