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魚の動きを操れるというハンドウイルカ。優れた身体能力と高い知能で知られ、水族館でもおなじみ。番組では、野生のハンドウイルカの狩りの撮影に挑戦。
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- ハンドウイルカフロリダ(アメリカ)
オープニング映像。
年間を通して温暖な気候の米フロリダ半島。その海に生息するハンドウイルカ。大きさ2.5m、体重200kg超え。泳げば最高時速40キロ超え。知能が高いため、ジャンプして遊ぶことも。世界中の温暖な海に広く生息し、その多くは一年中同じ場所で暮らす。人間への警戒心は強くないが、狩りの観察例はほとんどない。番組でその撮影に挑戦。協力してくれるのは、ドローンパイロットのマッカーシーさん。いわく、狩りがよく見られるのはマングローブ林近海。
米フロリダ半島近海のマングローブ林にて、ハンドウイルカの狩りの模様を観察。獲物はボラ。静かに近づき、尾びれで叩き飛ばして気絶させ仕留める。尾びれには大型のサメをも撃退できる威力があるという。尾びれを水面に叩き、隠れている獲物を追い出すことも。
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- ハンドウイルカ
米フロリダ半島近海のマングローブ林にて、ハンドウイルカの狩りの模様を観察。水底の泥を尾びれでたたいて巻き上げ、獲物となる魚の視界を遮る。この際、複数のハンドウイルカで協力して狩りを行う。イルカは狩りの際に頭から超音波を出していて、その跳ね返りで物の位置や大きさを把握している。このため、イルカ自身の視界は遮られない。この辺りは水底が泥っぽく、これを生かして考案された狩りと考えられる。
フロリダ半島の森には美しい泉が700以上点在。ここに生息するアメリカマナティーは大きさ3m、体重500kg。今の時期、泉の先の海では肉食魚のターポンによる狩りがよく見られる。海の透明度が高いため、狩りの様子がはっきりと見られる。
米フロリダ湾は、ハンドウイルカの狩りの様子が長年観察されてきた世界で唯一の場所。引き潮で水深1mほどになる時が目撃のチャンス。獲物はボラ。大勢で群れを囲んでひとまとまりとし、弧を描くように尾びれで泥を巻き上げていく。これで筒状の壁を作り、ボラを閉じ込める。ボラたちがリングの外へ出たところを仕留める手法。この辺りの泥は柔らかくて細かく、一度巻き上がると形を長く保つ。イルカ同士のチームワークも重要で、ハンドウイルカの子供は2歳頃から狩りに参加し始める。
8月下旬、ハンドウイルカのオスがメスに求愛する様子が確認された。こうして新しい命を育み、狩りの技を未来へと繋いでいく。こうして環境を巧みに利用し、様々な狩りの技を編み出し続ける。
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