ロシア・プーチン大統領は7日、米国大統領選挙で勝利したトランプ氏に祝意を示すとともに、「対話の用意がある」と表明した。プーチン大統領は、「トランプ氏が“ロシアとの関係修復やウクライナ危機の終結を目指す”と発言したことは、注目に値する」とした。米国・NBCによると、トランプ氏はインタビューで、「プーチン大統領と選挙後には話していないものの、いずれ話すだろう」と述べたという。ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、EU(ヨーロッパ連合)の加盟国と周辺国による首脳会議で、「トランプ氏がどのような対応をとるのか分からない」として、協力を呼びかけた。米国大統領選挙で勝利したトランプ氏は人事に着手し、「大統領首席補佐官にスーザンワイルズ氏を起用する」と明らかにした。ワイルズ氏が就任すれば、米国史上初めての女性の首席補佐官となる。米国メディアは、ワイルズ氏について、「物腰は柔らかいが、政治手腕は鋭く、トランプ氏の気まぐれな性格を操る術を知っている」などと伝えた。