大統領選を制して強力な権力を手に入れたトランプ氏。注目はそれを動かす人事。既にトランプ氏は選挙を支援したイーロン・マスク氏を行政改革の要職に起用することを示唆している。マスク氏は電気自動車大手「テスラ」のCEOで、自動運転に関する規制緩和など自らの事業に有利になるよう政策を立案する可能性がある。トランプ氏は選挙対策本部長を務めた側近のスーザン・ワイルズ氏を政権の要・大統領首席補佐官に起用することを発表。CNNによると、ワイルズ氏は引き受けるに当たってトランプ氏に大統領執務室で面会する人物を管理させることを条件とした。トランプ氏は現在、自らの邸宅「マール・ア・ラーゴ」にこもって人事の構想などを練っているとされる。