N岡高専の第一試技。目標タイムは5.5秒。チームのリーダーは最終学年の安達慶哉。ロボコンの全国大会に行かれると思ったらコロナ禍になり、最後に魔改造に出させてもらえるのが大きなチャンスなどと語っていた。巨大な大玉を小さなパンダが人間のように押せるわけはない。どうやって転がせばいいのか。開発の方針を決めるチームリーダーは3年の五十嵐。ゲームプログラマーを目指しN岡高専に入学した。フンコロガシからヒントを得て、大玉の上側を押して転がすことに。試行錯誤の結果、極限まで腕を下げることにした。25mコースを作り、試走するもボールがコースアウト。その理由は下げた腕に大玉の重さがのしかかり、ネジが切れていた。五十嵐は過去のロボコンで自分のミスが原因でチームが敗退したことがあったという。大玉がぶつかって本体が衝撃を受けないよう腕の接続部分を工夫した機体にたどり着いた。しかし、部品が壊れた。高専生でもこれだけやれるというところを見せたいなどと意気込みを語っていた。第一試技の結果は6秒20。