フランス・プロバンス地方ならではのクリスマススイーツは13のデザート。13のスイーツやフルーツなどが集められている。13のデザートは長い歴史があり、それぞれ1つずつ食べると次の年に幸運が訪れると言われている。
プロバンスのマルシェでは野菜や果物が売られている。プロバンスのフルーツを使って作られた伝統菓子がフリュイ・コンフィ。旬のフルーツを砂糖漬けし程よい酸味と甘さが凝縮している。中世には富と権力を誇示するために晩餐会で振る舞われたという。13のデザートにはフリュイ・コンフィを使ったお菓子「カリソン」もある。
南フランスはオリーブの名産地で、南仏のオリーブは高品質である。オリーブを使ったプロバンスの名物はフーガス。かつてパン窯の温度を測るため灰の下で焼かれていたパンがはじまりと言われている。