中村斗茂栄らはチェコ・ブシュチェフラドを訪れた。ブシュチェフラドは人口約4000人の静かな街。この街では消防署からの修理依頼だった。消防士は全員、民間のボランティア。火事だけでなく水害や交通事故などにも対応している。去年の出動件数は47件。1887年からの歴史があるが建物が古くて狭いので出動の妨げになっている場所があるという。到着から出動までの時間は5分半。しかし出動までに6分半かかってしまった。消防車に対して車庫が狭すぎる。梁の部分が消防車とギリギリのため車庫の中で荷物を積むことができない。もう1つの問題は倉庫。モノが溢れかえり必要な資材がどこにあるのかわからない状態になっていた。梁を上げ天井を高くすることを担当するのは宮大工・矢谷勇樹。矢谷が考えたのはいまの梁を残したまま新しい梁を高い位置に設置。その後、今の梁を抜き新しい梁で天井を支えるというもの。しかし屋根を支える他の木材も多く梁を支える8mの長さのまま高い位置に入れることができない。そこで新しい梁を2本に切断し、天井で1本の梁に組み合わせるという。矢谷は早速修理を開始。2本の梁を作り古い梁の上に移動。ここから2本を1本に合体させた。次に梁の高さに合わせた柱を作り始めた。
