河合社長のふるさとは愛知県豊橋市。豊橋市のためにあることをしていたというが、有楽製菓のメインの工場が豊橋にあり自身の祖父の出身地でもあり、生まれ育った場所であるという。ブラックサンダーのふるさとという思いも強くあり、この地域を盛り上げるために行うブラックサンダーのコラボは長年行ってきているという。そこで市内にある店とコラボを商品を展開していた。その一つ2018年にオープンした和洋菓子店のmikawa bonTora。ここではブラックサンダーピレーネを販売している。外はふわふわ中はクリームのブラックサンダーがぎっしり入ったザクザク食感のお菓子。ブラックサンダーとコラボすることで地元にしか知られないお菓子をもっと多くの人に知ってもらうことができるという。また他にも1950年に創業した和菓子屋のお亀堂では販売から1年半で100万個も売れたコラボ商品のブラックサンダーあん巻きを販売。あん巻きとザクザク食感の組み合わせは異色だというがメインになるほど売れているという。豊橋市内に6店舗展開するアジアンダイニングポカラでは焼いてもザクザク食感の残るブラックサンダーナンを販売した。一ヶ月で500個は売れる人気商品に。これら3店舗以内にもコラボする店は豊橋市内に多数あり、その数19店舗。河合社長はロイヤリティは発生していないと述べたがコラボする以外にも地元を盛り上げるために路面電車のラッピングを10年ほど行っていて最近に至ってはブラックサンダーのマンホールも設置されている。豊橋市とここまでコラボする理由には、長い企業にしていくため、他の老舗企業と同様に地元と密接に関わり合うことが大切で、なにかピンチになった時に支えてくれるのは地元の人だろうと答えた。