きのうの東京株式市場は、取引開始から売りが売りを呼び、全面安の展開となった。米国の「景気減速への警戒感」と、円高進行などから売りが一気に広がった。日経平均株価は4400円以上下落し、3万1458円42銭で取引を終え、値下がり幅は1987年のブラックマンデーの翌日を越えて過去最大。一方、5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、先週末の終値に比べ、1033ドル99セント安い、3万8703ドル27セントで取引を終えた。下げ幅は今年最大で、一時1200ドルを超える場面もあった。ニューヨーク株式市場の大幅下落が日本を含む世界経済にどこまで影響を与えるか、このあと開く東京市場が注目される。