ワシントンから中継。注目されるマイクロソフトとの会談はデータセンターなどをめぐって、日本への新たな大型投資の内容が示される見通し。岸田総理はこのあと、ワシントンでマイクロソフトのブラッド・スミス社長らと会談する。マイクロソフトは日本でのデータセンター拡張などに新たに約4,400億円の投資を行うほか、AIに関する新たな研究機関の設立を日本で目指していることがテレビ東京の取材でわかっていて、今回の会談で表明される可能性がある。さらにこの会談に引き続き、岸田総理はアメリカの経済団体トップや企業幹部らと会談予定。また現地時間12日には岸田総理はノースカロライナ州のトヨタ自動車やホンダの現地工場を視察予定。特にトヨタの工場は累積投資額が2兆円超で、現地雇用も5,000人を超える。このほか、生成AIや半導体などについては、10日に行われる日米首脳会談で研究開発のさらなる協力を協議予定。日本製鉄「USスチール」買収問題について、政府関係者は個別の民間企業の話としていて、首脳会談では言及しないとの見通しを示している。