1980年、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の山奥でデニス・ブリーンは家族と森の中で暮らそうと自分でログハウスを作っていた。家族は妻のヴァレリーと愛犬のアビルク。アビルクは赤ちゃんの時にデニスのもとにきて、何をするにもいつも一緒だった。3年がたちログハウスも完成間近、この日、妻は街に出掛けたため、デニスはアビルクと2人だけ。天井部分の丸太を削っている最中、研磨機の刃がデニスを直撃。脚立の上から叩きつけられ意識不明に。するとアビルクがデニスの顔を舐め始めた。デニスは目を覚ましたが、フェイスシールドの破片がまぶたに刺さり脳まで達していた。近くの友人の家まで1.3km、デニスはアビルクと友人の家を目指すも、線路のところで意識を失ってしまった。