秋のアメリカ大統領選挙に向けて開かれたテレビ討論会のバイデン大統領の受け答えについて、与党民主党の下院議員から撤退を求める声が上がるなど波紋が広がっている。バイデン大統領とハリス副大統領は、自身を支える民主党の州知事20人余りと会談した。ミネソタ州・ワルツ知事は大統領のこれまでの実績を評価するとして、出席した知事が一致して選挙戦を支援していくことを強調した。一方、アメリカのメディア「ブルームバーグ」は、「民主党の議員数十人がバイデン大統領に対して選挙戦からの撤退を求める書簡に署名することを検討している」と報じ、事態の推移が注目されている。