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「プラザ合意」 のテレビ露出情報

企業経営は大転転換期を迎えている。経営においてヒトとカネのどちらが強いのか、優位なのかという点に大きな変動が起きている。戦後の高度経済成長期はインフレ下の経営の時代だった。しかし、1985年にプラザ合意などをきっかけに起こった円高とデフレによって相対的にお金の価値が上がった。さらに、冷戦終結によって日本の賃金の数十分の1で日本の10倍の人口を抱える中国との競争が開始した。インフレではヒトがカネよりも希少になりヒト集めが難しく、デフレではカネがヒトよりも希少になりカネ集めが難しくなる。経営の大原則は「希少資源を集める企業は成功する」ということ。昭和の日本式経営の本質は「ヒトこそ希少資源」という点にあった。
日本の急成長を警戒した国際政治によって円高・ドル安を目指すことに決まり、その後数十年間、日本社会においてカネの相対的な価値は急激に数倍にまで上がった。その後の日本ではカネの価値を下げる低金利政策がとられた。しかし、担保主義との悪い副作用が起き、一時的なバブルに突入。この時期には国際的に強くなった円を海外に投資する動きも活発化。国内的には貧しい日本が30年以上にわたって世界一の対外純資産国になった。日本では一部の富裕層にとっては働かずともカネの価値が上がり、一方で大多数の庶民は働いても働いても評価が上がらない状況が生まれた。インフレからデフレに振れる中でヒトとカネの強さ・優位性が入れ替わり経営の正解に大転換がおきた。しかし、いま時代の潮目は変わり始めている。令和の日本は再びインフレに突入。デフレとインフレの間で大きく揺れる令和において経営のヒントになるのは「カネよりヒトこそが希少資源」という高度経済成長期のヒトの論理。ただ、昭和と令和は時代も環境も違う。環境変化に合わせて「ヒトを守り ヒトに好かれる経営」という本質に戻る必要がある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月9日放送 4:05 - 4:15 NHK総合
視点・論点(視点・論点)
日本経済の大きな転換点になった1985年の「プラザ合意」が、今年で40年の節目を迎える。プラザ合意により、当時のG5がドル高是正に向けて協調し、ドル売りの市場介入をした。プラザ合意直前の円相場は1ドル=240円台だったが、1986年9月には1ドル=150円台となった。三菱UFJ銀行の行天名誉顧問にインタビュー。行天名誉顧問はプラザ合意など重要局面に立ち会い、[…続きを読む]

2025年8月13日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
日本は戦後、目覚ましい発展を遂げてきたが、今ではかつてのような力強い成長は期待することはできない。そこで戦後の歩みと日本経済の未来図について今回は考える。そこで「物価高とドッジ・ライン」「保護主義とプラザ合意」「トランプ関税の波」という内容で飯田香織は解説した。最後に飯田香織は「ルールに基づく貿易が崩れた今、大胆な発想が問われている」と見解を語った。

2025年7月3日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
トランプ大統領は24%となっている日本への関税率について、「30%か35%もしくはわれわれが決める関税を支払うことになる」と発言。これを受けて日経平均株価は一時500円以上値下がりした。日本はこれまで赤澤経済再生担当大臣が繰り返し訪米して閣僚交渉にあたってきた。今回のトランプ大統領の発言について専門家は「予想外に日本が譲歩しなかったことが大きな不満になってき[…続きを読む]

2025年7月2日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
トランプ大統領は24%となっている日本への関税率について、「30%か35%もしくはわれわれが決める関税を支払うことになる」と発言。これを受けて日経平均株価は一時500円以上値下がりした。日本はこれまで赤澤経済再生担当大臣が繰り返し訪米して閣僚交渉にあたってきた。今回のトランプ大統領の発言について専門家は「予想外に日本が譲歩しなかったことが大きな不満になってき[…続きを読む]

2025年5月15日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
トランプ大統領と習主席が週末に電話会談をする可能性があるが、それについて玉井さんは「今回は関税が大幅に引き下げられた後の次の注目点は90日間の猶予期間での交渉。交渉の中でアメリカから輸入拡大を求められたときに中国側がどういう反応をするのかというところが注目かと思う。完全に切り離すことはないと思うが、関税の不確実性が残るため輸入元・輸入先を多様化していく方向は[…続きを読む]

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