チェコは防衛産業が盛んで兵器の輸出拠点で、冷戦終結後兵器の90%以上を世界各地に輸出している。チェコはウクライナ軍事支援の一大拠点となっている。しかし、ウクライナの砲弾不足には対応しきれていない。砲弾製造会社では従業員を300人雇用し製造量を10倍にしても追いつかない。EUは3月までに砲弾100万発を供与という目標を掲げるも半分ほどしか集められていない。2月チェコ大統領は「ウクライナに送れる80万発の砲弾を見つけた」と話した。これについて担当者は「ヨーロッパ以外から」と説明した。チェコの企業には独自の情報が蓄積していて、政府は各国の在庫・今後生産する砲弾をウクライナ向けに買い取れないか調整している。市民団体は寄付を集め旧式ヘリコプターをウクライナに送る活動をしていて、各国の人々に寄付を呼びかけている。