デビュー48年の舘ひろし（73）。今年の抱負は「創」。ことし8年ぶりに舘の代表作のシーリズの映画「帰ってきた あぶない刑事」が公開される。バディ・柴田恭兵との掛け合いや、ど派手なアクションに今作も挑戦している。撮影について舘は「年をとっていくと醜くなっていきますからそこにジレンマはありますね」と話す。“クールでダンディ”というイメージが定着した事で悩みもあったという。転機となったのは「パパとムスメの7日間」で高校生の娘と入れ替わった父を演じたこと。舘は「やる勇気が入りました。会社にはやらない方がいいと言われた」と話す。この作品をきっかけにかつてのイメージにとらわれない俳優像を獲得した。貫き続けているモットーは「みんな仲良く明るく元気に」。現場の雰囲気が明るく元気であるというのは画に出るのだと語る。