自殺予防、自殺防止の取り組みは様々ある中で、「セミコロン」が声を上げられない人たちの大きな支えになるほど定着している理由は、視覚的なわかりやすさ、メッセージの力強さ。かつて俳優のセレーナ・ゴメスがドラマシリーズの中で取り上げ、自らもタトゥーを入れたことで若い人たちの間で認知度が一気に高まった。「セミコロン」の活動が広がる背景には、アメリカ社会の不安定さがある。アメリカでは社会の分断が目に見え、世界をみてもウクライナや中東などで戦火が収まらない。アメリカの自殺死亡率はこの10年、大恐慌の影響が残る1940年以降で最悪の水準だという。
