オランダ議会下院選挙で躍進した自由党の党首はイスラム教徒の移民・難民の受け入れ停止などを掲げている。モロッコ出身の移民に対する発言が人種差別だとして有罪判決を受けた。EUにも批判的でオランダは離脱すべきと主張している。フィナンシャル・タイムズによると、人口1800万人のオランダでは去年22万人以上の移民を受け入れた。これにより住宅不足で価格が上昇し若年層・低所得層に手が届かなくなったと右派の政治家が訴えた。自由党党首はウクライナへの支援強化に否定的で、BBCはウクライナ支援をめぐりEUの団結が心配される状況と報じた。