シルクロードは中国の西安とローマを結んだ交易路で、今から2200年ほど前から始まった。西からはガラス製品や宝飾品、東からは絹や漆器などが交易されていた。そこで活躍したのが、中央アジアの遊牧民だ。シルクロードは東西を結ぶ大動脈になっていった。天山山脈の一角にあるベガシュ遺跡からはムギやキビの種が見つかっている。そんな今回の謎について解説するのは専門家の久米正吾さんだと紹介された。これまではムギとキビが同時に出土する遺跡は発見されてなかったと久米正吾さんは解説した。
西のムギと東のキビが出会ったベガシュ遺跡は天山山脈の麓にあるが、この急峻な山脈を人々がどのように越えたのか、これまでは謎にされていた。ただ近年の研究で内陸アジア山岳回廊という道があったことがわかってきたという。この回廊には遊牧民が関係していると解説された。
西のムギと東のキビが出会ったベガシュ遺跡は天山山脈の麓にあるが、この急峻な山脈を人々がどのように越えたのか、これまでは謎にされていた。ただ近年の研究で内陸アジア山岳回廊という道があったことがわかってきたという。この回廊には遊牧民が関係していると解説された。
