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「ベトナム国立交響楽団」 のテレビ露出情報

音楽を通じた国際交流の取り組みについて出石直が解説。タイの首都バンコクで今年3月、開かれた演奏会では、日本を代表するオーケストラの一つ、東京交響楽団がシベリウスやブラームスの名曲を披露した。東京交響楽団では、今年度からアジアを拠点に活動を続けており、手始めとしてバンコクにあるオーケストラや大学と協定を結び、合同の演奏会やワークショップなどを通じて交流を深めている。クラシック音楽のすそ野を広げることで訪日時に演奏会に足を運んでもらう。アジア出身の音楽家の育成。富裕層からの財政支援に期待。クラリネット奏者の磯部周平さんは長年、NHK交響楽団の首席クラリネット奏者を務めてきた。磯部さんはN響を定年で退団したあと2015年から1年間ベトナムのホーチミンにあるオーケストラで演奏活動を続けてきた。1年間の滞在を終えた磯部さんは「心の底から音楽を楽しむベトナムひとの演奏に接して音楽観が変わった」と振り返る。
ベトナム国立交響楽団の音楽監督の本名徹次さんは、24年前にコンサートツアーでハノイを訪れた際、力を貸してほしいとこのオーケストラの指導を依頼された。本名さんの熱心な指導によってオーケストラのレベルは飛躍的に向上した。今ではヨーロッパや米国日本などでの海外公演もできるようにまでなった。日本はアジアで最初に西洋文化、文明を取り入れた国。いち早く近代化に成功し目覚ましい経済成長を遂げることができた。今、成長を続けているアジアの国々にとってはこうした日本の成功体験が学ぶべき対象で一つの目標になっている。アジア開発銀行が発表したことしのアジアの国々の経済成長見通しでは、6%など高い経済成長が見込まれている。

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