トランプ政権は、FRBのクック理事の解任を認めなかった連邦控訴裁判所の判断を不服として、最高裁に上訴した。トランプ政権はクック氏の住宅ローン契約に不正があったとして解任を通告。地裁や控訴裁が解任の差し止めを命じていた。政権の上訴を受け、クック氏も即日、解任を引き続き差し止めるよう最高裁に提出した。意見書にはイエレン氏などFRB議長経験者や元財務長官など18名が名を連ねていて、「審理の終了を待たずに解任を許せばFRBの独立性が損なわれ経済を脅かす」と訴えている。
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