MLB史上最高の大逆転劇とされる2004年のア・リーグ優勝決定シリーズ レッドソックスvs.ヤンキースを紹介。先に4勝した方がリーグ優勝という中、初戦からヤンキース打線が火を吹き、レッドソックスは3連敗。王手をかけられる。追い込まれたレッドソックス。ある言葉が頭をよぎる。それが「バンビーノの呪い」。バンビーノは野球の神様ベーブ・ルースの愛称。かつて、レッドソックスのスター選手だったベーブ・ルースを1919年のオフにヤンキースへ放出。それ以来、レッドソックスはワールドチャンピオンから見放され、呪いと呼ばれるように。そして、負ければ終わりの第4戦。レッドソックスは守備ミスを連発。1点のリードを許して9回へ。ヤンキースは最多セーブのリベラがマウンドに上がり、ヤンキースはすでに勝利を確信。ところが、先頭バッターが四球を選び、ノーアウトでランナーが出塁。すると、ベンチが動く。代走にデーブ・ロバーツを起用。2年連続40盗塁以上をマークしていた足のスペシャリスト。実はこの人、現在のドジャースの指揮官。リベラはロバーツの盗塁を警戒し、しつこく牽制。そして、ロバーツは盗塁を成功させ、2塁へ。これを機にレッドソックスの空気が変わり、同点に。延長12回、主砲のオルティーズが試合を決め、レッドソックスが勝利した。第5戦と第6戦も勝利。そして、運命の第7戦。レッドソックスはMLB史上初のポストシーズン3連敗からの4連勝を決めた。ワールドシリーズでもレッドソックスの勢いは止まらず、なんと4連勝した。
