宮古市魚市場ではけさ、500グラムから1キロのホシガレイ10尾が並べられ、競りにかけられた。ホシガレイは、水揚げ量が少なく、幻の魚とも言われ、1キロあたり1万円以上の値がつくこともある。宮古市は、海水温などに影響されず養殖できる魚を調査・研究しようと、4年前からホシガレイの陸上養殖を行っている。出荷は、今季初めてだ。高いもので、キロ当たり3300円で落札された。宮古市は、ホシガレイを将来、新たなブランドにしていきたいとしていて、今季は400尾を目標に、来年2月まで毎週木曜日に順次出荷する予定だ。山本市長は、増産に力を入れていきたいなどと話した。