コーヒー豆の原産国の異常気象などでコーヒーの価格高騰が続いている。東京・中目黒のONIBUS COFFEEを取材。1日約450杯売れるというこちらのお店では、ホットコーヒーは539円から693円と154円の値上げをしたという。またコーヒー豆の販売もしていて100g788円のものが928円に値上げしたとのこと。モスバーガーでは今月22日からブレンドコーヒーが280円から290円に10円値上げ。セブン-イレブンでは今年3月から「セブンカフェ」コーヒー（レギュラーサイズ）が110円から120円に。スターバックスコーヒージャパンでは今年3月からコーヒーなど定番飲料8割以上の商品が14円～28円値上げしている。専門家は「南米やアフリカでしばしば起きている異常気象による、生産現象というところもありますし、コーヒーというぜいたく品、嗜好品を求める人口が増えている」などと話した。またベトナムでは中国でのドリアン人気を受けて、コーヒーからドリアンへ転作に進んだことも影響しているとのこと。今後は異常気象などの影響が落ち着かない限り、値上げが続く見込み。