長崎市にはホテルインディゴ長崎グラバーストリートが。修道院だった建物をホテルに改修した。聖堂もレストランに一変した。このホテルは生まれ変わる前には困ったことになっていたという。以前は児童養護施設として使用されていたが築120年に超えで老朽化した。国選定の重要伝統的建造物保存地区の1角でもあり行政も買い取るのに莫大な金額がかかると躊躇。その救世主が森トラストだったという。地域の伝統的建築を高級ホテルに生まれ変わらせることで次の時代に残していこうとしている伊達の提案。そのために前代未聞の工事を行った。れんが造りの外観を保存するために壁をのこしたまま内部を改修。レンガの内部には柱を淹れて壁を強くしたという。こうして建ては2年半に及び難しい工事の末に美しいホテルへと生まれ変わらせることに成功した。