- 出演者
- 村上龍 小池栄子
オープニング映像。
奈良市の若草山に上るツアーはに人気ツアー。絶景を楽しむことができるという。今夜の楽しみがなく日帰りの街と言われていた奈良に異変が起きている。奈良市内で人々を楽しませるのは、無数のろうそくのあかりで夜のならを彩るなら燈花会や東大寺は大仏殿が見えるが夏の夜間参拝が行われていた。今奈良に宿泊客が増えているという。
奈良の新たな魅力に驚きの施設が誕生した。歴史的風情のある建物は知事公舎だった場所があり、1951年に昭和天皇がサンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約の批准書に署名した場所だという。しかしそんな県知事公舎お入口にラグジュアリーコレクションという真新しい看板が。ラグコレクションはマリオネットの最高級ホテルブランド。世界40の国と地域に展開しオンリーワンの景観を楽しめる。県知事公舎を含めたこのエリアが丸ごとマリオットのラグジュアリーコレクションとしてホテルに改修され営業を行っている。様々な大きさの客室が奈良公園の緑に囲まれている。蔵には寿司を握ってくれるバー。またかつて寺だった場所はカフェレストランに。
森トラストは港区の大家と呼ばれると不動産でデヘロッパー64施設をもち総資産は1兆6000億円を超えている。建ては後継者として2016年に社長に就任。その後古くからあっらホテル&リゾート事業に注力し、伊達は次々に外資系ブランド度提携し、飛躍的に業績を拡大させた。8年で森トラストの売り上げを倍増させた。
岐阜県高山市に偵察しにやってきた伊達.。ホテル開発にむけて町家と蔵を取得していた。築100年以上で以前は地元の酒蔵が所有していたという。ここを外資系ラグジュアリーホテルにするという。その決めては純和風な建物と歴史的重要街並みの保存筑も100mも離れていない他にない立地。究極の日本を味わえる場所に。京都市の嵐山では翠嵐という純和風のホテルが。美しい緑をぬけた入口に掲げられているのはマリオットのラグジュアリーコレクションのプレート。この宿はアメリカの権威ある旅行雑誌の中で6年連続1位を獲得するなど、海外の顧客から熱狂的な支持をあつめる。ここは嵐山でも特別な場所でかつて、ある財閥の別荘として建てられた建物と森トラストが改修した。紅葉や桜などの式の変化を楽しめる場所だという。
長野県軽井沢町には国の登録有形文化財に指定される万平ホテルが。名物にはロイヤルミルクティーだが、このホテルは来日したジョン・レノンが滞在していたお気に入りのホテルだった。万平ホテルは1894年の創業。1997年に森トラストの傘下になった。今新たな客が押し寄せているのはクッキー。
万平ホテルには大規模改修工事を行い去年営業を再開。伊達のアイディアではダイニングテラスがあり外の景色を楽しめるように。特注の大きな窓ガラスを淹れて軽井沢の自然を満喫できるようにした。客室には改修前は寝室が広かったが間仕切りを使ってリビングルームを大幅に面積を増やした。全室温泉を備えた「愛宕館」も特徴。稼働率はアップしたという。客室単価も2倍に増加。
長崎市にはホテルインディゴ長崎グラバーストリートが。修道院だった建物をホテルに改修した。聖堂もレストランに一変した。このホテルは生まれ変わる前には困ったことになっていたという。以前は児童養護施設として使用されていたが築120年に超えで老朽化した。国選定の重要伝統的建造物保存地区の1角でもあり行政も買い取るのに莫大な金額がかかると躊躇。その救世主が森トラストだったという。地域の伝統的建築を高級ホテルに生まれ変わらせることで次の時代に残していこうとしている伊達の提案。そのために前代未聞の工事を行った。れんが造りの外観を保存するために壁をのこしたまま内部を改修。レンガの内部には柱を淹れて壁を強くしたという。こうして建ては2年半に及び難しい工事の末に美しいホテルへと生まれ変わらせることに成功した。
森トラストの伊達は不動産デヘロッパーの社長が女性であることについて自身が社長になった事は珍しいかったという。また海外でホテルに泊まるとメジャーで部屋中の寸法を若い頃ははかっていたと伊達は答えたが、どういう空間が心地よいと思えるかバランスを確認していたと答えた。また海外の観光客に人気のホテル紫翠については地域らしさを出しラグジュアリーにすることで顧客から両方の満足を得ることができるとこたえた。
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森トラストの本拠地は港区。伊達の祖父は新橋で不動産業創始者の森泰吉郎。その息子兄弟が現在の森ビルと森トラストにわかれそれぞれを発展させていった。小学生時代の伊達が父親にホテル事業の醍醐味を教えられたのはラフォーレ修善寺。1976年にラフォーレ修善寺が開業された日本初の法人向け会員制リゾートホテルだったが全国へ拡大させることに成功した。伊達の記憶に役立っているのは父に連れられた小学生の時に訪れた修善寺の光景。訪れる旅たびに真新しい場所が増えていったという。なにもない所に価値を生み出す父の姿に憧れリゾート開発の醍醐味に魅せられた。小学生時代の体験から40年、修善寺で熱心に行っているのはラフォーレ修善寺のリニューアル。開業以来親しまれてきた広い客室を一変させるという。少人数向けに部屋を分割。ベランダには各部屋に温泉露天風呂を設置されている。さらに家族で楽しめるジップラインに。
港区の赤坂氷川神社には江戸時代からつたわるあるものがある。それは江戸型山車。毎年秋に練り歩くが高さを変えることができ、8mまで人形があがる。かつて都内に多く存在していたが関東大震災や空襲で壊滅状態に。氷川神社では残った貴重な山車を修復していたが壊れたままのものが大半。東京ワールドゲート赤坂は地上43階地下3階でホテルやオフィスビルが入る複合ビルだが森トラストはその一階に氷川神社の山車を修復して並べれ歴史ミュージアムに。外に面した一階部分をテナントにかすのではなく、森トラストが修復費用を負担した山車5台のうち数台を展示予定。祭りのときは神社に戻し街を練り歩く。
森トラストの伊達は父に言われた経営論の中で経営は水晶玉と言われたが水晶が光にあたるように色んな色になり答えはないと答えた。
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村上は今日の総括に、人口減でオフィス需要の縮小を予想し、ホテル事業にシフトしているという印象を受ける。外資系としては珍しく、地方ホテルに温泉を完備。裸での入浴に抵抗がある外国人富裕層に対し温泉付きの個室を準備する。父親が作った「ラフォーレ倶楽部」の影響を受けていると思う。日本で初めての法人会員を対象にした、その施設の第一号となった修善寺のホテルの立ち上げを、幼いころに彼女は見た。「ホテルを作りたい」という気持ちが生まれた。伊達さんには、ホテル事業に関する知識が、細かい数字を含めてすべて入っている。とした。
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カンブリア宮殿の番組宣伝。