村上は今日の総括に、人口減でオフィス需要の縮小を予想し、ホテル事業にシフトしているという印象を受ける。外資系としては珍しく、地方ホテルに温泉を完備。裸での入浴に抵抗がある外国人富裕層に対し温泉付きの個室を準備する。父親が作った「ラフォーレ倶楽部」の影響を受けていると思う。日本で初めての法人会員を対象にした、その施設の第一号となった修善寺のホテルの立ち上げを、幼いころに彼女は見た。「ホテルを作りたい」という気持ちが生まれた。伊達さんには、ホテル事業に関する知識が、細かい数字を含めてすべて入っている。とした。