ワシントンの中継。NBCニュースは専門家の見解を引用しながらアメリカ軍の作戦拡大に向けた時間稼ぎの可能性もあるという。ホルムズ海峡の開放にむけて対話を模索する一方で地上軍を投入する強行的手法を取るリスクも高まっている。イラン周辺の増派を現在も続けている。23日アメリカは「第82空挺師団のイランへの派遣を検討」と報じた。イランの原油輸出の9割を担うカーグ島の制圧に投入するとみられている。強襲揚陸艦「トリポリ」「ボクサー」がイラン近海へむかっているとみられる(ニューヨーク・タイムズ)。トランプ大統領は取引に望みを持っているといえる。自らの人生を「人生はディール(取引)の連続だった」と振り返り、イランで実質体制転換が起きたと強調している。トランプ氏としてはベネズエラのように体制は残したままトップを交代、交渉できる相手を据えることだった。気にしているのは原油価格で目的は実現しつつあるとしてロジックとメンツを主張できる環境にあると印象付けを狙っている可能性もある。ニューヨーク・タイムズはアメリカとイランの接触は極めて初期段階で実質的なものではないと伝えている。仲介国は高官級協議のイラン側の出席者をアラグチ外相、ガリバフ国会議長のいずれかと提案していて、イラン側の交渉担当者が実際に権限があるか不透明だ。双方の主張には依然として隔たりがある。アメリカ側はウラン濃縮停止と全濃縮物の廃棄、イランは再び攻撃しない保証付きの合意を望んでいると報じられている。
